
ぶどうの木助産院では、女性が自分の身体を知り、妊娠、出産、子育てのどの場面においても、自分の身体に自信が持てるよう働きかけをします。
そのために、自分の身体の声を聴き、赤ちゃんのことを思い、力を貸してほしいときに周りの人に助けを求められるよう関わります。
妊娠、出産、子育ては、自分のことを教えてくれる良いチャンスです。
じっくり、ゆっくり、丁寧に身体を見ていきましょう。
骨盤ケア

骨盤ケアが必要なわけ
「腰痛・首・肩の痛み」、「頻繁なお腹の張り」、「頻尿」、「便秘」などの症状は、妊娠性のホルモン変化や子宮の増大による変化を受けて起こり得る症状です。
これらの症状は、お腹の赤ちゃんが大きくなればなるほど悪化する可能性があります。これらの症状に留意し、早くから骨盤ケアを始めましょう。妊娠初期から骨盤ケアを始めると、このような辛い症状に早く対処することが出来ます。
さらに、子宮の緊張や張りが取れると、お腹の赤ちゃんは元気よく身体を動かすことができ、生まれた後に必要な動きをするための筋肉を発達させていきます。お腹の中で柔軟に動いていた赤ちゃんは、陣痛が始まると狭い骨盤を通り進むため、しっかりとした回旋をしながら進みます。
出産前に急にはじめるのではなく、妊娠したらすぐにケアを始めましょう。骨盤ケアを通した妊娠中の身体とこころのケアは、予防医学的で、生理的なケアです。これらのケアの積み重ねが安全な出産を守ります。
ケアの流れ

初診 所要時間 約75分
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問診
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骨盤の視診触診・腹部触診・エコー(胎児の姿勢や羊水の量、胎盤の位置などを確認します)
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操体法(心地良く、毎日どこでも行うことが出来る体操です)
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骨盤ベルトや晒しでの骨盤支持(どの方も必要なわけではありません。必要な方には、その方に合ったものを使用します)
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生活動作についてのお話
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骨盤の視診触診・腹部触診・エコー(再度、胎児の姿勢や羊水の量、胎盤の位置などを確認します)
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骨盤支持の練習・実技再診 所要時間 約30分
*初診後3日から7日の間に受診してください。
操体法と骨盤ベルトや晒しでの骨盤支持の確認を致します。